星野画廊【展示のご案内】
芝田米三(1926-2006)は、1963年の第31回独立展出品作《下群馬》で第7回安井賞を受賞し、一躍画壇の寵児となった。以後独立展や各種国際美術展で活躍。収穫などの人間を含む動植物の生命を象徴する作品へと移行。92年にバルセロナのサグラダ・ファミリアを背景にアントニオ・ガウディの肖像を描いた《或る建築家の未完の譜》を発表後、音楽家や哲学者を主題にした作品を数多く描いた。1994(平成6)年に日本芸術院賞を受賞した《楽聖讃歌》の素晴らしさは今でも記憶に新しい。
生誕100年に当たる本年に芝田米三の画業を回顧する展覧会は噂すら耳にしていません。誠に残念でなりません。午年にあたる今正月、安井賞受賞前後に描かれた芝田米三の青春時代の意欲作を画廊で初公開します。本作の「青春の息吹」を忘れることなく、一層精進して参りたいと存じます。今年もよろしくお願いいたします。
星野桂三・星野万美子
![]() 芝田米三《群れる》 1963(昭和38)年頃 油彩120号(130.6x193.8cm) |
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![]() 久保田米僊《豊穣歓喜之図》の部分 1889-95(明治22-28)年 頃絹本/軸装130.5cm(縦) |
![]() 幸田暁冶《泉》 1974(昭和49)年 紙本膠彩10号(45.5x53.0cm) |